洗濯表示の正しい意味
新しい洗濯表示は「取扱い方の上限」を示すものに変わっています。表示よりも強い力や高い温度でのお手入れは、衣類にダメージを与える可能性があるので、注意が必要です。
洗濯記号の意味
水流の強さは、洗濯桶の下の横棒で表現します。横棒が多いほど力の加減を弱くすることを示します。
洗濯桶の中の数字は「液温の上限」を示しています。
液温が高いと衣類を傷めたり、色移りしたりすることがあります。
図柄 | 意味 |
液温は95℃を限度とし、洗濯機で処理が出来る | |
液温は70℃を限度とし、洗濯機で処理が出来る | |
液温は60℃を限度とし、洗濯機で処理が出来る | |
液温は60℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る | |
液温は50℃を限度とし、洗濯機で処理が出来る | |
液温は50℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る | |
液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯出来る | |
液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る | |
液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い処理が出来る | |
液温は30℃を限度とし、洗濯機で洗濯出来る | |
液温は30℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る | |
液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い処理が出来る | |
液温は40℃を限度とし、手洗いができる | |
家庭での洗濯禁止 |
漂白記号の意味
塩素系漂白剤が使える、酸素系漂白剤が使える、漂白できない、の3段階を示します。
図柄 | 意味 |
塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができる | |
酸素系漂白剤の使用はできるが塩素系漂白剤は使用禁止 | |
塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止 |
乾燥記号の意味
「タンブル乾燥」のマークが新設され、家庭での乾燥の目安が分かりやすくなっています。
図柄 | 意味 |
タンブル乾燥ができる(排気温度上限80℃) | |
低い温度でタンブル乾燥ができる(排気温度上限60℃) | |
タンブル乾燥禁止 |
図柄 | 意味 |
つり干しがよい | |
直射日光の当たらない日陰のつり干しがよい | |
ぬれつり干しがよい | |
直射日光の当たらない日陰のぬれつり干しがよい | |
平干しがよい | |
直射日光の当たらない日陰の平干しがよい | |
ぬれ平干しがよい | |
直射日光の当たらない日陰のぬれ平干しがよい |
絞り方記号の意味
新しい洗濯表示には「絞り方」の記号はありません。
絞り方についての情報は付記用語表示(付記用語表示とは、図柄に加えることができるテキスト解説)で、必要な文言が付記されます。
アイロン仕上げ記号の意味
ドライクリーニングの種類を明示するようになりました。
円の中の「P」「F」は、使用する有機溶剤の種類を表します。
図柄 | 意味 |
底面温度200℃を限度としてアイロン仕上げができる | |
底面温度150℃を限度としてアイロン仕上げができる | |
塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止 | |
塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止 |
クリーニング記号の意味
ドライクリーニングの種類を明示するようになりました。
円の中の「P」「F」は、使用する有機溶剤の種類を表します。
図柄 | 意味 |
パークロロエチレン及び石油系溶剤によるドライクリーニングができる | |
パークロロエチレン及び石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる | |
石油系溶剤によるドライクリーニグができる | |
石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる | |
ドライクリーニング禁止 |
図柄 | 意味 |
ウエットクリーニングができる | |
弱い操作のウエットクリーニングができる | |
非常に弱い操作のウエットクリーニングができる | |
ウエットクリーニング禁止 |